國前寺
國前寺[日蓮宗]
昭和初期のガイド文
広島駅の北約1km、尾長町尾長山の麓にあり、自昌山龍華樹院と号し、室町時代の暦応3年(1340年)僧日像の開基で、本尊は久遠本師釈迦牟尼仏です。往古暁忍阿闍梨の庵で暁忍寺と称しましたが、江戸時代前期の明暦3年(1657年)現名に改めました。門前に日像船繋松の跡と刻んだ碑があります。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 國前寺
- かな
- こくぜんじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 広島県広島市東区山根町32-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
廣島驛の北約一粁、尾長町尾長山の麓にあり、自昌山龍華樹院と號し、曆應三年僧日像の開基にして、本尊は久遠本師釋迦牟尼佛である。往古曉忍阿闍梨の庵にして曉忍寺と稱したが、明曆三年現名に改めた。門前に日像船繋松の跡と刻んだ碑がある。