明星院
明星院[眞言宗]
昭和初期のガイド文
広島駅の西北約1km、饒津神社の東隣にあり、月光山大日寺と号し、本尊は千手観音です。安土桃山時代の天正17年(1589年)毛利輝元の建立、後に浅野氏の祈願所となりましたが、維新後にわかに廃頽し、近年やや旧観に復しました。境内には桜が多く、赤穂四十七義士の木像が安置されています。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 明星院
- かな
- みょうじょういん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 昭和20年(1945年)の原爆により被災しました。
- 住所
- 広島県広島市東区二葉の里2-6-25
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
廣島驛の西北約一粁、饒津神社の東鄰にあり、月光山大日寺と號し、本尊は千手觀音である。天正十七年毛利輝元の建立、後淺野氏の祈願所となつたが、維新後頓に廢頽し、近年稍々舊觀に復した。境內に櫻樹が多く、赤穗四十七義士の木像が安置されて居る。