高須桃山
高須桃山
昭和初期のガイド文
宮島電車高須下車、吉田町高須にあり、明治35~36年(1902~1903年)頃から植栽され、桃の老木二十数万本、面積60万m²にわたり、春は山中が紅色に染まり、沖行く船を見添えて風色がよいところです。開園は大正4年(1915年)で、昭和2年(1927年)から上野ガーデンの設置を見、観客が多いところです。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 高須桃山
- かな
- たかすももやま
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 現在は住宅地となっています。
日本案内記原文
宮島電車高須下車、吉田町高須にあり、明治三十五六年頃から植栽され、桃の老木二十數萬本、面積六〇ヘクタールに亙り、春は滿山紅と化し、沖行く船を見添へて風色がよい。開園は大正四年で、昭和二年から上野ガーデンの設置を見、觀客が多い。