昭和初期の観光ガイド
日本案内記
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円山公園

圓山公園
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

札幌駅の西南約4km、市外藻岩村大字円山村にあり、電車の便があります。手稲連峰の東麓高所に位置し、札幌神社の境内と接して面積おおよそ64万m²、梅や桜などの花樹が多く、また老松、杉などの木々もあり鬱蒼としています。春5月にはこの一帯は市民の歓楽境となり、夏の若葉、秋の紅葉もまた捨て難い趣があります。開拓使判官島義男の碑があります。

※底本：『日本案内記 北海道篇（五版）』昭和11年（1936年）発行

令和に見に行くなら

名称
円山公園
かな
まるやまこうえん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
北海道札幌市中央区円山
参照
参考サイト（外部リンク）

日本案内記原文

札幌驛の西南約四粁、市外藻岩村大字圓山村にあり、電車の便がある。手稻連峯の東麓高燥の地に位し、札幌神社境域と接して面積凡そ六四へクタール、梅櫻等の花樹多く、また老松、杉等の常盤木鬱蒼として居る。春暖五月この一帶は市民の歡樂境となり、夏の若葉、秋の紅葉もまた捨て難い趣がある。開拓使判官島義男の碑がある。

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