天拝山
天拜山
昭和初期のガイド文
二日市駅の西南約2km、二日市町にあり、海抜258m、菅公在府の時ここからはるかに東天を拝したといいます。天判山とも呼ばれ、山頂に小祠があります。山麓にある竜王の滝は清浄の瀑または紫藤の滝とも呼ばれ、菅公が天拝山に登る時に身を清め沐浴したところと伝わっています。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 天拝山
- かな
- てんぱいざん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 福岡県筑紫野市武蔵
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の西南約二粁、二日市町にあり、海拔二五八米、菅公在府の時こゝから遙かに東天を拜したと云ふ。一に天判山とも稱し、山頂に小祠がある。山麓幽翠の地にある龍王の瀧は淸淨の瀑または紫藤の瀧とも呼ばれ、菅公が天拜山に登る時齋戒沐浴したところと傳へて居る。