天王寺動物園
大阪市動物園
昭和初期のガイド文
天王寺公園内にあります。敷地面積2万3,000m²、大正4年(1915年)の開園です。収容動物は昭和7年(1932年)4月時点で24類211種1345点あり、ライオン、トラ、ヒョウ、ワシ、ニシキヘビ、ワニなどの猛禽猛獣や、カバ、ゾウ、サルなどは入園者を喜ばせています。また標本類にはセミクジラの骨格やサイの剥製が目につきます。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 天王寺動物園
- かな
- てんのうじどうぶつえん
- 種別
- レジャー
- 状態
- 現存し見学できる
- 備考
- 当時は「大阪市立動物園」でした。
- 住所
- 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
天王寺公園內にあり。敷地面積二三〇アール、大正四年の開園である。收容動物は昭和七年四月にて二十四類二百十一種千三百四十五點あり、獅子、虎、豹、鷲、錦蛇、鰐等の猛禽獸類、河馬、象猿類等は入園者を喜ばしめて居る。また標本類には背美鯨の骨格や犀の剥製が目につく。