千日前

千日前
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

市電千日前下車、道頓堀の南岸から南の新金刀比羅神社まで5~600mの間をいい、最近新築された大阪歌舞伎座をはじめ、映画、レビュー、浪花節などの娯楽館が多く、飲食店、雑貨店などもこれと交錯し、大阪における歓楽街のひとつです。このあたりは明治維新前には墓地刑場でした。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
千日前
かな
せんにちまえ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府大阪市中央区
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電千日前下車、道頓堀の南岸から南方新金刀比羅神社まで五、六百米の閒を云ひ、最近新築成れる大阪歌舞伎座を始め、映畫、レヴユー、浪花節等の娛樂館多く、飮食店、雜貨店等これと交錯し、大阪に於ける歡樂境の一である。この邊明治維新前には墓地刑場であつた。

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