生國魂神社
生國魂神社[官幣大社]
昭和初期のガイド文
市電上本町六丁目下車、生玉町にある、生島神、足島神を祀り、相殿に大物主神を配祀している。応神天皇の御代の創建と伝へ御歴代の崇敬厚く、式内の名神大社でもと大阪城内の地にあつたのを、豊臣秀吉が現地に移した。社殿は再三火災に罹り、現在のは大正三年の建築で生玉造と呼ぶ形式である。社地丘上にあり、大阪全市街を一眸に収める。九月九日の夏祭には神輿の渡御がある。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 生國魂神社
- かな
- いくくにたまじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 状態違うが見学可
- 備考
- 昭和20年(1945年)の大阪大空襲で焼失、戦後に再建されています。
- 住所
- 大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市電上本町六丁目下車、生玉町にある、生島神、足島神を祀り、相殿に大物主神を配祀して居る。應神天皇の御代の創建と傳へ御歷代の崇敬厚く、式內の名神大社でもと大阪城內の地にあつたのを、豐臣秀吉が現地に移した。社殿は再三火災に罹り、現在のは大正三年の建築で生玉造と呼ぶ形式である。社地丘上にあり、大阪全市街を一眸に收める。九月九日の夏祭には神輿の渡御がある。