山梨岡神社
山梨岡神社
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
石和駅の東北約1.5km、岡部村鎮目笈形山の麓にあり、延喜式所載の古社で、大山祇命を祀ります。現在の本殿は室町時代の建築で、その様式は一間社春日造に属していますが、普通の春日造とは向拝の形式が少し異なっています。近年修理して屋根を新しくし、棰その他に新材を補っていますが、その清楚な構造は室町時代神社建築の特徴を残し、国宝に指定されています。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 山梨岡神社
- かな
- やまなしおかじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 山梨県笛吹市春日居町鎮目1696
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北約一粁半、岡部村鎭目笈形山の麓にあり、延喜式所載の古社で、大山祇命を祀る。今の本殿は室町時代の建築で、その樣式は一閒社春日造に屬して居るが、普通の春日造とは向拜の形式が少しく異つて居る。近年修理して屋根を新しくし、棰その他に新材を補つて居るが、その淸楚な構造は室町時代神社建築の特徵を存し、國寶に指定されて居る。