嵯峨塩鉱泉

嵯峨鹽鑛泉
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

初鹿野駅から東北10km、徒歩または駄馬に頼ります。炭酸泉で加熱しています。貧血症、リウマチ、婦人病に効くといいます。旅館は塚屋。温泉のあるところは大菩薩嶺の南麓にあたり森林美があります。塩山から大菩薩嶺に登山した人は帰途多くこの温泉を経て初鹿野に出ます。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
嵯峨塩鉱泉
かな
さがしおこうせん
種別
温泉
状態
現存し見学できる
住所
山梨県甲州市塩山牛奥5532
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

初鹿野驛から東北一〇粁、徒步または駄馬に賴る。炭酸泉で加熱して居る。貧血症、リウマチス、婦人病に效くと云ふ。旅館 塚屋。溫泉のある處は大菩薩嶺の南麓に當り森林美がある。鹽山から大菩薩嶺に登山した人は歸途多くこの溫泉を經て初鹿野に出る。

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