三宅八幡宮
三宅八幡宮
昭和初期のガイド文
鞍馬電車八幡前下車、左京区上高野三宅町にあります。俗に子供の病気の平癒に効験があると信仰され参詣者が多いところです。付近にこの宮の勧請者で小野妹子の子小野毛人の墓があります。安土桃山時代の慶長年間(1596~1615年)これを発掘して石棺および墓誌銘が出土しました。この墓誌銘は現在崇道神社の所有で国宝となり、京都博物館に出陳されています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 三宅八幡宮
- かな
- みやけはちまんぐう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 京都府京都市左京区上高野三宅町22
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
鞍馬電車八幡前下車、左京區上高野三宅町にある。世俗小兒諸病の平癒に效驗ありと信ぜられ參詣者が多い。附近にこの宮の勸請者で小野妹子の子小野毛人の墓がある。慶長年閒これを發掘して石棺及墓誌銘を得た。この墓誌銘は今崇道神社に藏して國寶となり、京都博物館に出陳されて居る。