鳴沢熔岩樹型

熔岩樹型
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

鳴沢集落の西にあり、青木ヶ原熔岩流中に生じたもので、熔岩噴出前に生育した樹林が熔岩に焼き尽され、樹幹を包んで流下した熔岩が、内部の木質を熔焼して幹の型を残したものです。世界的に珍奇なものとして知られます。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
鳴沢熔岩樹型
かな
なるさわようがんじゅけい
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
山梨県南都留郡鳴沢村
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

鳴澤部落の西方にあり、靑木ケ原熔岩流中に生じたもので、熔岩噴出前に生育した樹林が熔岩に燒き盡され、偶々樹幹を包みて流下した熔岩が、內部の木質を熔燒して幹の型を殘したものである。世界的に珍奇なものとして名高い。

吉田・富士五湖のみどころ