王子神社

王子神社

昭和初期のガイド文

省線電車王子駅の西北300m、鎌倉時代の元亨年間(1321~1324年)に領主豊島氏が紀州熊野神社を勧請して、若一王子宮と称して崇敬したことに始まり、北条氏の崇敬が厚く、また安土桃山時代の天正19年(1591年)徳川家康が朱印状を下して以来、徳川幕府の崇敬が厚かったところです。毎年8月13日には古風の田楽舞が舞殿で行われます。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
王子神社
かな
おうじじんじゃ
種別
見所・観光
状態
状態違うが見学可
備考
昭和20年(1945年)の東京大空襲により社殿を焼失、戦後に再建されました。
住所
東京都北区王子本町1-1-12
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

省線電車王子驛の西北三〇〇米、元亨年閒に領主豐島氏が紀州熊野神社を勸請して、若一王子宮と稱して崇敬したのに始まり、北條氏の崇敬厚く、また天正十九年德川家康が朱印狀を下して以來、德川幕府の崇敬厚かつた。每年八月十三日には古風の田樂舞が舞殿で行はれる。

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