名栗鉱泉

名栗鑛泉
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

武蔵野鉄道飯能駅の西北約16km、自動車の便があります。下名栗で自動車を降り名栗川橋を渡って湯基沢に沿って歩いて約200mで温泉場に達します。ラジウム含有の弱硫黄泉で加熱しています。リウマチ、神経諸病、胃腸病、皮膚病、創傷などに効くといいます。旅館には大松閣、湯基館があります。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
名栗鉱泉
かな
なぐりこうせん
種別
温泉
状態
現存し見学できる
住所
埼玉県飯能市大字下名栗917
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

武藏野鐵道飯能驛の西北約一六粁、自動車の便がある。下名栗で自動車を下り名栗川橋を渡りて湯基澤に沿ふこと約二〇〇米で溫泉場に達する。ラヂウム含有の弱硫黃泉で加熱して居る。リウマチス、神經諸病、胃腸病、皮膚病、創傷などに效くといふ。旅館 大松閣、湯基館。

東京近郊のみどころ