新郷放送所

新鄕放送所
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

東北本線川口町駅の東約4km、新郷村赤井台にあます。日本放送協会関東支部の放送所で、愛宕山の演奏所から有線で連絡し、電力10km、波長345mで送電しています。空中線は高さ55mの自立式鉄塔2基(この間隔90m)の中間に丁型に懸架した二条並列のものです。放送機は英国マルコーニ無線電信会社製で、聴取距離は鉱石式受信装置では昼間は60~120km、夜間は500kmの地点におよびます。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
新郷放送所
かな
しんごうほうそうじょ
種別
レジャー
状態
現存しない
備考
現在は「文化放送川口送信所」となっています(一般公開はされていません)。

日本案内記原文

東北本線川口町驛の東方約四粁、新鄕村赤井臺にある。日本放送協會關東支部の放送所で、愛宕山の演奏所から有線で連絡し、電力十粁、波長三四五米で送電して居る。空中線は高さ五五米の自立式鐵塔二基、(この閒隔九○米)の中閒に丁型に懸架した二條竝列のものである。放送機は英國マルコニ無線電信會社製で、聽取距離は鑛石式受信裝置では晝閒六○粁乃至一二〇粁まで夜閒は五〇〇粁の地點に及ぶ。

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