上染屋阿弥陀像

上染谷阿彌陀像
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

京王電車多磨停留場の西北800m、多磨村上染谷八幡神社にあり、銅造の立像、いわゆる善光寺如来式の優秀な作ですが、両脇侍を欠き中尊のみであるのは惜しい点です。鎌倉時代の作となり背面に

上州八幡庄壇主友澄人道縁友伴氏弘長元年辛酉十二月日敬白

の銘文があります。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
上染屋阿弥陀像
かな
かみそめやあみだぞう
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
備考
通常は非公開ですが、「東京文化財ウィーク」で公開日があります。
住所
東京都府中市白糸台1-11-31 上染屋不動堂内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

同多磨停留場の西北八〇〇米、多磨村上染谷八幡神社にあり、銅造の立像、所謂善光寺如來式の優秀な作であるが、兩脇侍を缺き中尊のみであるのは惜しい。鐮倉時代の作に係り背面に

上州八幡庄壇主友澄人道緣友伴氏弘長元年辛酉十二月日敬白

の銘文がある。

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