昭和初期の観光ガイド
日本案内記
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綱島鉱泉

綱島鑛泉

昭和初期のガイド文

東京横浜電車綱島駅下車、電車会社経営の浴場があります。ラジウム含有泉で胃腸病、リウマチなどに効くといいます。付近には料理兼業の鉱泉旅館数軒があり、遊楽的気分に富んでいます。

※底本：『日本案内記 関東篇（初版）』昭和5年（1930年）発行

令和に見に行くなら

名称
綱島鉱泉
かな
つなしまこうせん
種別
温泉
状態
現存しない
備考
旅館が並ぶ温泉地としての風景は戦後までありましたが、現在旅館はすべて廃業、日帰り温泉の「東京園」も休業となり、2016年（平成28年）開業の「綱島源泉 湯けむりの庄」はあるものの当時との連続性はない施設と考え、現存しないとしました。

日本案内記原文

同綱島驛下車、電車會社經營の浴場がある。ラヂウム含有泉で胃腸病、リウマチスなどに效くと云ふ。附近には料理兼業の鑛泉旅館數軒あり、遊樂的氣分に富んで居る。

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