狩野探幽の墓

狩野探幽墓

昭和初期のガイド文

池上町にある本門寺境内にあります。南無妙法蓮華経高徳院日道と題します。探幽は京都の人、狩野派中興の名匠で、江戸幕府の絵所預となり、日光東照宮縁起を始め、多数の絵画を描き、名声は後世に伝わります。江戸時代前期の延宝2年(1674年)73歳で没しました。

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
狩野探幽の墓
かな
かのうたんゆうのはか
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
東京都大田区池上2-11-5 南之院内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

本門寺境內にあり。南無妙法蓮華經高德院日道と題す。探幽は京都の人、狩野派中興の名匠で、江戶幕府の繪所預となり、日光東照宮緣起を始め、多數の繪畫を描き、名聲一世に重かつた。延寶二年七十三歲で歿した。

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