安仁神社
安仁神社[國幣中社]
昭和初期のガイド文
西大寺鉄道西大寺町駅の東南9km、大宮村藤井にあり、途中まで自動車の便があります。久方宮と称し備前二の宮で、祭神は五瀬命すなわち神武天皇皇兄である安仁神を祀ります。社殿は室町時代の康永3年(1344年)に罹災したのを、寛永中池田綱政再営し、江戸時代前期の寛文年間(1624~1644年)池田光政がさらに造営しました。祉の北の字御堀の田圃中に勅使屋敷の残跡があります。例祭は10月11日。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 安仁神社
- かな
- あにじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県岡山市東区西大寺一宮895
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同西大寺町驛の東南九粁、大宮村藤井にあり、途中まで自動車の便がある。久方宮と稱し備前二の宮で、祭神は五瀨命卽ち神武天皇皇兄なる安仁神を祀る。社殿は康永三年に罹災したのを、寬永中池田綱政再營し、寬文年閒池田光政更に造營した。祉の北方字御堀の田圃中に敕使屋敷の殘址がある。例祭十月十一日。