安養寺

安養寺[眞言宗]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

片上鉄道飯岡駅の北12km、林野町林野の倉敷城山の麓にあり、津山市からは東24km、自動車の便があります。始めは天台宗でしたが江戸時代前期の寛文年間(1661~1673年)改宗し、空真を中興開山とするといいます。寺宝の木造十一面観音立像1体は、全身截金彩色、鎌倉末期の作で国宝になっています。

※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行

令和に見に行くなら

名称
安養寺
かな
あんようじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
岡山県美作市林野48
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

片上鐵道飯岡驛の北一二粁、林野町林野の倉敷城山の麓にあり、津山市からは東二四粁、自動車の便がある。始め天臺宗であつたが寬文年閒改宗し、空眞を中興開山とすると云ふ。寺寶の木造十一面觀音立像一軀は、全身截金彩色、鐮倉末期の作で國寶になつて居る。

備前・瀬戸内のみどころ