妙圀寺
妙圀寺[日蓮宗]
昭和初期のガイド文
片上鉄道片上駅の西南1km、伊部町浦伊部茶臼山の中腹にあり、前面片上湾が見下ろせます。寺宝の木造釈迦坐像は金泥塗で、盛上文様を施しています。仏体の底面に運慶六代孫大仏師法印□□作延文三年十一月日の朱漆銘があり、吉野朝時代の製作であることが確実に判明している作として貴重な遺像で国宝に指定されています。
※底本:『日本案内記 中国・四国篇(初版)』昭和9年(1934年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 妙圀寺
- かな
- みょうこくじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 岡山県備前市浦伊部22
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
片上鐵道片上驛の西南一粁、伊部町浦伊部茶臼山の中腹にあり、前面片上灣が見下される。寺寶の木造釋迦坐像は金泥塗で、盛上文樣を施して居る。佛體の底面に運慶六代孫大佛師法印□□作延文三年十一月日の朱漆銘あり、吉野朝時代の製作の確證ある作として貴重な遺像で國寶に指定されて居る。