日根神社

日根神社[府社]

昭和初期のガイド文

阪和電鉄日根野の東南約2km、日根野村日根野字大井堰にあり、大井関川に沿い、大井関大明神ともいいます。祭神は鸕鷀草葺不合尊および玉依姫命で、古来和泉五社のひとつとして尊崇され、現在の社殿は安土桃山時代の慶長5年(1600年)秀頼が改修したものです。参詣路に古の日根の松原の名残りがあり、桜が点在しています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
日根神社
かな
ひねじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府泉佐野市日根野631-1
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

阪和電鐵日根野の東南約二粁、日根野村日根野字大井堰にあり、大井關川に沿ひ、一名を大井關大明神と云ふ。祭神は鸕鷀草葺不合尊、玉依姬命、古來和泉五社の一つとして尊崇され、現今の社殿は慶長五年秀賴が改修したものである。賽路に古の日根の松原の名殘を存し、櫻樹が點綴して居る。

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