聖神社の本殿

聖神社本殿[國寶]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

阪和電鉄信太山の東1km、信太村王子にある式内の古社です。桁行三間、梁間三間、単層、屋根入母屋造、千鳥破風および軒唐破風をもった檜皮葺で変わった形態です。安土桃山時代の慶長12年(1607年)豊臣秀頼の再建となるもので規模壮大、内外に彩絵を施し、内部の宮殿は豊麗で、桃山時代の特質を発揮しています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
聖神社の本殿
かな
ひじりじんじゃのほんでん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府和泉市王子町919
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

阪和電鐵信太山の東一粁、信太村王子にある式內の古社である。桁行三閒、梁閒三閒單層屋根入母屋造千鳥破風及び軒唐破風を有せる檜皮葺で變態である。慶長十二年豐臣秀賴の再建にかゝり規模壯大、內外に彩繪を施し、內部の宮殿豐麗の觀を呈し、桃山時代の特質を發揮して居る。

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