西ルイスの墓

西ルイス墓
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

南海電車阪堺線妙國寺前下車、市内宿屋町東二丁本受寺にあります。肥前大村の人西九郎兵衛宗真は、安土桃山時代の慶長年間(1596~1615年)ルソンに渡り、ルソンの言語に習熟し自らルイスと名乗りました。後に駿府に出て家康に謁見し朱印を賜り、江戸時代前期の元和2年(1616年)宿屋町東二丁に邸宅を構え、何度かルソンに往来しました。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
西ルイスの墓
かな
にしるいすのはか
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府堺市堺区宿屋町東3-2-40 本受寺内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

同妙國寺前下車、市內宿屋町東二丁本受寺にあり。肥前大村の人西九郞兵衞宗眞、慶長年閒呂宋に航し、その國の言葉をよくし自らルイスと稱した。後駿府に出て家康に謁して朱印を賜はり、元和二年宿屋町東二丁に邸宅を構へ、數次呂宋に往來した。

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