砂川奇勝

砂川の奇勝
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

阪和電鉄信達から約1km、信達村高倉山の山麓にあります。風化侵蝕に抵抗して白色の硅砂や、硅質・粘土質の礫が混合して残っているところで、外観は砂の川のようで、降雨ごとに変化します。梅、ツツジの頃に訪れる人が多いところです。約1万m²の運動場がある。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
砂川奇勝
かな
すながわきしょう
種別
見所・観光
状態
状態違うが見学可
備考
宅地開発で規模は小さくなりましたが現在も一部残されています。
住所
大阪府泉南市信達市場31-128
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

阪和電鐵信達から約一粁、信達村高倉山の山麓にあり。風化侵蝕に抵抗して白色の硅砂や、硅質及粘土質の礫が混合して殘つて居る所で、外觀砂の川の如く、降雨每に變化する。梅、躑躅の頃來觀するものが少くない。約一ヘクタールの運動場がある。

和泉地方のみどころ