和泉葛城山

葛城山

昭和初期のガイド文

水間鉄道水間駅の東南約6km、和泉、紀伊の境にそびえて海抜857m、海陸の眺望が雄大です。山上に巨石をもって社殿を造り、葛城一言主神を祀り、石の宝殿ともいいます。岸和田の城主岡部氏が厚く崇敬したところでした。また山には有名なブナの老樹林があります。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
和泉葛城山
かな
いずみかつらぎさん
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府岸和田市、貝塚市、和歌山県紀の川市
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

水閒鐵道水閒驛の東南約六粁、和泉、紀伊の境に聳えて海拔八五七米、海陸の眺望が雄大である。山上に巨石を以て社殿を造り、葛城一言主神を祀り、一に石の寶殿とも云ふ。岸和田の城主岡部氏の崇敬が厚かつた。また山に有名なブナの老樹林がある。

和泉地方のみどころ