履中天皇陵(上石津ミサンザイ古墳)

履中天皇百舌鳥耳原南御陵

昭和初期のガイド文

阪和電鉄上野芝の西北0.5km、神石村上石津にあります。南面し4段に築かれた前方後円墳で前後径約371m、前方部の幅約236mで高さ約16m、後円部径約227m、高さ約18mあり、周濠が巡り、陸上は老樹が鬱蒼として茂っています。規模は応神天皇陵に次いで第3位にあり、俗に擂鉢山と呼ばれ奉られています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
履中天皇陵(上石津ミサンザイ古墳)
かな
りちゅうてんのうりょう(かみいしづみさんざいこふん)
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府堺市西区石津ヶ丘1
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

阪和電鐵上野芝の西北半粁、神石村上石津にある。南面し四段に築かれた前方後圓墳で前後徑約三七一米、前方部の幅約二三六米で高さ約一六米、後圓部徑約二二七米、高さ約一八米あり、周濠繞り、陸上老樹鬱蒼として茂つて居る。規模應神天皇御陵に次ぎ第三位に居り、里俗擂鉢山と稱し奉つて居る。

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