昭和初期の観光ガイド
日本案内記
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浜寺公園

濱寺公園

昭和初期のガイド文

南海電車本線浜寺公園前下車、古歌に名高い高師浜と呼ばれる名所で、白砂青松の景勝地で、面積56万m²、大阪大公園のひとつに数えられ、運動場、海水浴場の設備があります。公園の入口にある惜松碑は内務卿大久保氏がかつてこの地の松林の伐採を嘆き、これを保存させた恩義を記念するために建てられたものです。

※底本：『日本案内記 近畿篇 下（初版）』昭和8年（1933年）発行

令和に見に行くなら

名称
浜寺公園
かな
はまでらこうえん
種別
見所・観光
状態
状態違うが見学可
住所
大阪府堺市西区浜寺公園町
参照
参考サイト（外部リンク）

日本案内記原文

南海電車本線濱寺公園前下車、古歌に名高い高師濱と稱する名所で、白砂靑松の勝境で、面積五六ヘクタール、大阪大公園の一つに數へられ、運動場、海水浴場の設備がある。公園の入口にある惜松碑は內務卿大久保氏が嘗てこの地の松林の濫伐を遺憾とし、これを保存させた恩義を記念するために建てたものである。

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