大安寺

大安寺

昭和初期のガイド文

南海電車阪堺線御陵前下車、市内東旅籠町東三丁にあります。臨済宗東福寺派で、もと一国寺といい、絹屋町にありました。室町時代の応永年中(1394~1428年)徳秀禅師が開基し、方丈は魚屋助左衛門の旧宅を移して建てた壮麗なもので、狩野永徳の苦心で名高い画が遺存しています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
大安寺
かな
だいあんじ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
大阪府堺市堺区南旅篭町東4-1-4
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

同阪堺線御陵前下車、市內東旅籠町東三丁にあり。臨濟宗東福寺派で、もと一國寺と云ひ、絹屋町にあつた。應永年中德秀禪師開基、方丈は魚屋助左衞門の舊宅を移して建てた壯麗なもので、狩野永德の苦心で名高い畫が遺存して居る。

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