天保山
天保山
昭和初期のガイド文
市電二中通下車、市内下荒田町甲突川河口右岸、鹿児島湾岸にあります。江戸時代後期の天保年間(1830~1844年)甲突川の工事に際し、川砂を使って築いた埋立地で、旧藩時代練兵場に用いられました。松の樹が連なり風光がよく、夏は海水浴場が開設されます。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 天保山
- かな
- てんぽざん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市天保山町
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市電二中通下車、市內下荒田町甲突川河口右岸、鹿兒島灣岸にある。天保年閒甲突川の浚渫に際し、川砂にて築き立てた埋立地で、舊藩時代練兵場に用ゐられた。松樹が連り風光がよく、夏は海水浴場が開設される。