西郷隆盛生誕の地
西鄕南洲誕生地
昭和初期のガイド文
市電柄本寺通下車、加治屋町甲突川畔にあり、「西郷隆盛君誕生之地」の石碑があり、大久保利通のものと規模同じく、重野安繹の撰文で明治22年(1889年)3月の建設となります。面積942m²におよぶ域内にクスノキの老樹があります。西郷隆盛は大久保、木戸と並び称される維新の人傑で、その誕生は文政10年(1827年)丁亥12月7日です。
※底本:『日本案内記 九州篇(六版)』昭和13年(1938年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 西郷隆盛生誕の地
- かな
- さいごうたかもりせいたんのち
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市加治屋町5
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市電柄本寺通下車、加治屋町甲突川畔にあり、「西鄕隆盛君誕生之地」なる石碑あり、大久保甲東のと規模同じく、重野安繹の撰文で明治二十二年三月の建設にかゝる。面積九四二方米に及ぶ域內に樟の老樹がある。西鄕南洲は大久保、木戶と竝稱される維新の人傑で、その誕生は文政十年丁亥十二月七日である。