泉福寺の阿弥陀像(桶川市)

泉福寺阿彌陀像[國寶]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

桶川駅の西約5km、川田谷村泉福寺の大堂に安置されています。木彫漆箔の坐像で高さ約1m、定印の弥陀で手法は流暢で藤原時代の様式を伝えた鎌倉初期の作で、胎内に次の修理銘があります。

藤原女系 五条尼 同橘氏唱信母阿弥陀仏□□□ 奉建立等身弥陀大仏師十仏同子息□□ 同藤原氏妃□□□□□□□□ 弁便□信野屈(庄)源次郎入道造立 弘長二年四月十五日

※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行

令和に見に行くなら

名称
泉福寺の阿弥陀像(桶川市)
かな
せんぷくじのあみだぞう(おけがわし)
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
埼玉県桶川市川田谷2012
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

桶川驛の西約五粁、川田谷村泉福寺の大堂に安置されて居る。木彫漆箔の坐像で高さ約一米、定印の彌陀で手法流暢藤原時代の樣式を傳へた鐮倉初期の作で、胎內に左の修理銘がある。

藤原女系 五條尼 同橘氏唱信母阿彌陀佛□□□ 奉建立等身彌陀大佛師十佛同子息□□ 同藤原氏妃□□□□□□□□ 辨便□信野屈(庄)源次郞入道造立 弘長二年四月十五日

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