泉福寺の阿弥陀像(滑川町)
泉福寺阿彌陀像[國寶]
昭和初期のガイド文
東武鉄道東上線菅谷駅の北8.5km、福田村泉、泉福寺の本尊です。木造、高さ97cm、結跏趺坐の坐像で両手を膝の上に安じ上品上生の印を結んでいます。面貌は崇高で藤原時代の様式を残し、製作は非常に優秀で、胎内に墨書銘があります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 泉福寺の阿弥陀像(滑川町)
- かな
- せんぷくじのあみだぞう(なめがわまち)
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 埼玉県比企郡滑川町和泉1681
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同菅谷驛の北八粁半、福田村泉、泉福寺の本尊である。木造、高さ九七糎(三尺二寸)結跏趺坐の坐像で兩手を膝の上に安じ上品上生の印を結んで居る。面貌崇高にして藤原時代の樣式を存し、製作頗る優秀で、胎內に左の墨書銘がある。