鎌倉宮
鐮倉宮[官幣中社]
昭和初期のガイド文
鎌倉駅の東北約2km、二階堂医王山の麓にあり、明治2年(1869年)の創建で護良親王を祀ります。本殿の後の山麓にある石窟は、護良親王が建武元年(1334年)11月から翌2年(1335年)7月まで幽居されていたところといいます。境内に明治6年(1873年)明治天皇が行幸された行在所があり、宝物が陳列されています。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 鎌倉宮
- かな
- かまくらぐう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 神奈川県鎌倉市二階堂154
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北約二粁、二階堂醫王山の麓にあり、明治二年の創建にして護良親王を祀る。本殿の後の山麓にある石窟は、護良親王が建武元年十一月より翌二年七月まで幽居し給うた所と云ふ。境內に明治六年明治天皇の行幸あらせられた行在所があり、寶物が陳列されて居る。