藤森神社

藤森神社[府社]

昭和初期のガイド文

京阪電車墨染の北0.5km、伏見区深草にあります。はじめは稲荷山の麓にありましたが、後にここに遷座したものです。

大将軍社々殿[国宝] 一間社流造、屋根は杮葺、室町時代の永享10年(1438年)足利義教が建立したもので、簡単な構造ですがよく室町中期の様式を示しています。

八幡社本殿[国宝] 建立年代その構造等、いずれも大将軍社社殿と同様です。

※底本:『日本案内記 近畿篇 上(初版)』昭和7年(1932年)発行

令和に見に行くなら

名称
藤森神社
かな
ふじのもりじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

京阪電車墨染の北半粁、伏見區深草にある。當社ははじめ稻荷山の麓にあつたが、後こゝに遷座したのである。

大將軍社々殿[國寶] 一閒社流造、屋根は杮葺、永享十年足利義敎が建立したもので、簡單な構造であるがよく室町中期の樣式を示して居る。

八幡社本殿[國寶] 建立年代その構造等、何れも大將軍社々殿と同樣である。

伏見・桃山のみどころ