化学研究所
化學硏究所
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
東海道本線高槻駅の東0.5km、高槻町字古曽部にあります。京都帝国大学の附属で、昭和5年(1930年)5月開所式挙行、化学に関する特殊事項の学理および応用の研究を行うところで、約10か所の研究室を設け、講演集および学術報告を出版し、多くの特許権を得ています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 化学研究所
- かな
- かがくけんきゅうじょ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 昭和43年(1968年)、京都府宇治市に移転されました。跡地には大阪医科薬科大学があります。
日本案内記原文
同高槻驛の東半粁、高槻町字古曾部にあり。京都帝國大學の附屬で、昭和五年五月開所式擧行、化學に關する特殊事項の學理及應用の硏究を掌る所で、約十箇の硏究室を設け、講演集及學術報吿を出版し、數多の特許權を得て居る。