総持寺
總持寺[眞言宗高野派]
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
東海道本線茨木駅の東北約7km、三島村総持寺にあり、鉄路に沿っています。平安時代の寛平2年(890年)藤原山蔭の創建で、室町時代の元亀年間(1570~1573年)兵火に遭い、安土桃山時代の慶長年間(1596~1615年)豊臣秀頼がこれを再興しました。本尊は千手観音像で、本堂のほかに開山堂、奥院、山蔭政朝廟、姫塚などがあり、西国三十三所の二十二番の札所となっています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 総持寺
- かな
- そうじじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 大阪府茨木市総持寺1-6-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
同茨木驛の東北約七粁、三島村總持寺にあり、鐵路に沿うて居る。寬平二年藤原山蔭の創建で、元龜年閒兵火に遭ひ、慶長年閒豐臣秀賴これを再興した。本尊は千手觀音像で、本堂の外に開山堂、奧院、山蔭政朝廟、姬塚等あり、西國三十三所の二十二番の札所となつて居る。