西念寺
西念寺[眞宗]
昭和初期のガイド文
稲田駅の西1.5km、西山内村稲田にあり、自動車の便があります。稲田禅坊または稲田御坊と称され、親鸞上人の旧蹟として名高く、鎌倉時代の元仁元年(1224年)上人ここにあって教行信証文類を編み、真宗の立教開宗をしたとされています。境内は広く一部丘陵によって本堂、太鼓堂、上人納骨堂、太子堂などがあります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 西念寺
- かな
- さいねんじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 茨城県笠間市稲田469
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
稻田驛の西一粁半、西山內村稻田にあり、自動車の便がある。稻田禪坊または稻田御坊と稱せられ、親鸞上人の舊蹟として名高く、元仁元年上人こゝに在りて敎行信證文類を編み、眞宗の立敎開宗をしたと稱せられて居る。境內廣く一部丘陵に據り本堂、太鼓堂、上人納骨堂、太子堂などがある。