佐白観音像
佐白觀音像
昭和初期のガイド文
笠間駅の東北約2km、笠間城址の山麓、玄勝院の観音堂に安置されています。木造千手観音の坐像で高さ約60cm、江戸時代に塗りかえて形態を残っていますが、台座の裏に室町時代の文明(1469~1487年)の銘文があります。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 佐白観音像
- かな
- さしろかんのんぞう
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 茨城県笠間市笠間1056-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
驛の東北約二粁、笠閒城址の山麓、玄勝院の觀音堂に安置されて居る。木造千手觀音の坐像で高さ約六〇糎(二尺五寸)、江戶時代に塗り代へて形態を損して居るが、臺座の裏に文明の銘文がある。