英一蝶の墓
英一蝶墓
昭和初期のガイド文
市内電車伊皿子停留場の西南、承教寺境内にあり、墓石に北窓翁一蝶墳とあります。一蝶は大阪の人、江戸時代前期の寛文年間(1661~1673年)江戸に来て、初め狩野派を学び後一派を開いた画家で、風俗画を多く描き、江戸時代中期の享保9年(1724年)73歳で没しました。
※底本:『日本案内記 関東篇(初版)』昭和5年(1930年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 英一蝶の墓
- かな
- はなぶさいっちょうのはか
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 東京都港区高輪2-8-2 承教寺内
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
市內電車伊皿子停留場の西南、承敎寺境內にあり、墓石に北窗翁一蝶墳とある。一蝶は大阪の人、寬文年閒江戶に來り、初め狩野派を學び後一派を開いた畫家で、風俗畫をよくし、享保九年七十三歲で歿した。