船坂峠
船坂峠
昭和初期のガイド文
播磨、備前の国境にあって、海抜171m、山陽本線は長さ1,170mのトンネルでこれを通過しています。この山は古来しばしば戦場となったところで、児島高徳が隠岐に遷幸された後醍醐天皇の鳳駕を賊手から奪回しようとしたところであるといいます。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 船坂峠
- かな
- ふなさかとうげ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県赤穂郡上郡町、岡山県備前市
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
播磨、備前の國境にあつて、海拔一七一米、山陽本線は長さ一、一七〇米の隧道に依つてこれを通過して居る。この山は古來屢戰場となつた所で、兒島高德が隱岐に遷幸し給ふ後醍醐天皇の鳳駕を賊手から奪回せんとした所であると云ふ。