正福寺
正福寺[曹洞宗]
昭和初期のガイド文
赤穂鉄道播州赤穂駅の東約4km、新浜村にあり、自動車の便があります。江戸時代前期の万治2年(1659年)の創立で、補陀落山と号します。三世良雪和尚は大石良雄の善友で、元禄の凶事に際し、良雄に安心を与え、決心の臍を固めさせたといわれ、寺に両人対戦の碁盤、義士の書翰留別品等を所蔵しています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 正福寺
- かな
- しょうふくじ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県赤穂市御崎478
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
赤穗鐵道播州赤穗驛の東約四粁、新濱村にあり、自動車の便がある。萬治二年の創立で、補陀落山と號する。三世良雪和尙は大石良雄の善友で、元祿の凶事に際し、良雄に安心を與へ、決心の臍を固めさせたと云はれ、寺に兩人對戰の碁盤、義士の書翰留別品等を藏して居る。