赤穂大石神社

大石神社[縣社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

旧城内大石邸跡の奥にあります。大正元年(1912年)建立県社に列され、大石良雄以下四十七士ならびに萱野三平を祀ります。社側の大石稲荷は良雄の尊信したもので元庭内にあったのを遷座したもの、社前の桜は吉田忠左衛門遺愛のものを移植したもので、裏手の奥殿には浅野氏三代と近藤正純、山鹿素行の両臣を合祀してあります。

例祭は4月14、15の両日に行われ、また12月14日には打入日としての祭が徹夜で行われ、人出数万、赤穂第一の賑わいです。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
赤穂大石神社
かな
あこうおおいしじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
兵庫県赤穂市上仮屋旧城内
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

舊城內大石邸址の奧にあり。大正元年建立縣社に列せられ、大石良雄以下四十七士竝に萱野三平を祀る。社側の大石稻荷は良雄の尊信したもので元庭內にあつたのを遷座したもの、社前の櫻は吉田忠左衞門遺愛のものを移植したもので、裏手の奧殿には淺野氏三代と近藤正純、山鹿素行の兩臣を合祀してある。

例祭は四月十四、十五の兩日に行はれ、また十二月十四日には打入日としての祭が徹夜で行はれ、人出數萬、赤穗第一の賑ひである。

赤穂のみどころ