総持寺(梶取本山)
總持寺(梶取本山)[淨土宗西山派]
昭和初期のガイド文
加太鉄道北島の北1km、野崎村梶取にあります。室町時代の宝徳年間(1449~1452年)の草創といい、現堂宇は江戸時代末期の安政年中(1854~1860年)の再建です。寺宝中絹本著色の阿弥陀三尊像板装3幀は国宝で、鎌倉時代のものと認められます。奈良帝室博物館に出陳されています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 総持寺(梶取本山)
- かな
- そうじじ(かんどりほんざん)
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 和歌山県和歌山市梶取86
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
加太鐵道北島の北一粁、野崎村梶取にある。寶德年閒の草創と云ひ、現堂宇は安政年中の再建である。寺寶中絹本著色の阿彌陀三尊像板裝三幀は國寶で、鐮倉時代のものと認められる。奈良帝室博物館に出陳されて居る。