紀州東照宮

東照宮[縣社]
※現代の景観です。

昭和初期のガイド文

和歌浦にあり、和歌浦町の北部、鬱蒼とした森林中に鎮座し、紀州日光の名があり、社殿が整備されています。江戸時代前期の元和7年(1621年)藩祖頼宣の創建で、大正4年(1915年)に頼宣を祀った南竜神社をも合祀しました。5月17日の和歌祭は賑わいます。社殿は創建当初のもので江戸時代初期権現造の好典型です。近年修繕し新しくなり、富麗な彩色と彫刻をもって満たされています。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
紀州東照宮
かな
きしゅうとうしょうぐう
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

和歌浦にあり、和歌浦町の北部鬱蒼たる森林中に鎭座し、紀州日光の名があり、社殿整備して居る。元和七年藩祖賴宣の創建で、大正四年に賴宣を祀つた南龍神社をも合祀した。五月十七日の和歌祭は賑ふ。社殿は創建當初のもので江戶時代初期權現造の好典型である。近年修繕新になり、富麗な彩色と彫刻を以て滿たされて居る。

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