新和歌浦
新和歌浦
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
合同電気和歌山線新和歌下車、旧和歌浦の西に接し、自動車の便もあり、また大阪から南方の諸港に至る汽船が寄港します。山岳近く海に迫っているところを近年拓いたもので、トンネルが2か所設けられ、高津子山からは十州の地が望まれ、風色雄大、和歌浦よりも男性的です。土地の大部分は南海遊園株式会社に属するといいます。旅館は望海楼、米栄旅館、観海楼、四海亭別館、寿し由旅館、万波楼、明光楼。
※底本：『日本案内記 近畿篇 下（初版）』昭和8年（1933年）発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 新和歌浦
- かな
- しんわかうら
- 種別
見所・観光- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 和歌山県和歌山市新和歌浦
- 参照
- 参考サイト（外部リンク）
日本案内記原文
合同電氣和歌山線新和歌下車、舊和歌浦の西に接し、自動車の便もあり、また大阪から南方の諸港に至る汽船が寄港する。山嶽近く海に迫つて居る所を近年拓いたもので、隧道が二箇所設けられ、高津子山からは十州の地が望まれ、風色雄大、和歌浦よりも男性的である。土地の大部は南海遊園株式會社に屬すると云ふ。旅館望海樓、米榮旅館、觀海樓、四海亭別館、壽し由旅館、萬波樓、明光樓。