舞子公園
舞子公園
昭和初期のガイド文
舞子駅所在地。面積約2万2,800m²を有する県営の公園です。北に歌敷山の丘陵を背負い、波静かな白砂の地に高さ6~9mの松樹が繁茂し、その姿は人が立って舞うようで、あるいは斜になり、あるいは屈り、さす手引く手ひとつひとつ趣を異にしています。これに沖を行く白帆や淡路島を見添え、風光が非常によいところです。駅前国道に接するところに万葉碑があります。園内で舞子焼が製造されます。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 舞子公園
- かな
- まいここうえん
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県神戸市垂水区東舞子町2051
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
舞子驛所在地。面積約二二八アールを有する縣營の公園である。北に歌敷山の丘陵を負ひ、波靜かなる白砂の地に高さ六米乃至九米の松樹が繁茂し、その姿態人の立つて舞ふが如く、或は斜になり、或は屈り、さす手引く手一々趣を異にして居る。これに沖行く白帆や淡路島を見添へ、風光が甚だよい。驛前國道に接する處に萬葉碑がある。園內で舞子燒が製造される。