海神社
海神社[官幣中社]
昭和初期のガイド文
垂水駅の東南に接し、垂水町西垂水にあります。底津綿津見命、中津綿津見命、上津綿津見命の三神を祀ります。近年は垂水神社とも呼ばれ、周囲に玉垣を巡らせ、老松がまばらに茂るなかに、流造、千鳥破風付の社殿あり、幣殿、拝殿を連ねています。祭日は10月11日。神門前を出て馬場先を南進すれば明石海峡の風光を一眸の下に収める眺望が非常に良いところです。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 海神社
- かな
- わたつみじんじゃ
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存し見学できる
- 住所
- 兵庫県神戸市垂水区宮本町5-1
- 参照
- 参考サイト(外部リンク)
日本案内記原文
垂水驛の東南に接し、垂水町西垂水にあり。底津綿津見命、中津綿津見命、上津綿津見命の三神を祀る。近世垂水神社とも稱し、四周玉垣を繞らし、老松參差として茂るうちに、流造、千鳥破風付の社殿あり、幣殿、拜殿を連ねて居る。祭日は十月十一日。神門前を出で馬場先を南進すれば明石海峽の風光を一眸の下に收むる眺望が甚だ良い。