長田神社

長田神社[官幣中社]

昭和初期のガイド文

市電長田下車、長田町三丁目にあります。事代主神を祀り、広田、生田の2社とともに神功皇后凱旋の際に祀られた古社で式内の名神大社です。社殿は大正13年(1924年)炎上し昭和3年(1928年)に再建されました。開運の神として信仰され、祈願、報賽に鶏を神庭に放ち、あるいは鶏の絵馬を奉納する風習があり、境内で鶏が散歩しているのが見られます。例祭は10月18日。

※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行

令和に見に行くなら

名称
長田神社
かな
ながたじんじゃ
種別
見所・観光
状態
現存し見学できる
住所
兵庫県神戸市長田区長田町3-1-1
参照
参考サイト(外部リンク)

日本案内記原文

市電長田下車、長田町三丁目にある。事代主神を祀り、廣田、生田の二社と共に神功皇后凱旋の際に祀らせ給ひし古社で式內の名神大社である。社殿は大正十三年炎上し昭和三年に再建された。開運の神として信仰され、祈願、報賽に鷄を神庭に放ち、或は鷄の繪馬を奉納する風があり、社頭に鷄の逍遙するのが見られる。例祭十月十八日。

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