長柄運河
長柄運河
※現代の景観です。
昭和初期のガイド文
毛馬閘門に始まり、新淀川の左岸堤防に沿って西南に走り、安治川、正蓮寺川、伝法川と連なります。延長5.5km、水深約1.5m、1秒間13.5m³の水を分流し、5,000分の1の勾配で流動し、交通、工業の役に立っています。
※底本:『日本案内記 近畿篇 下(初版)』昭和8年(1933年)発行
令和に見に行くなら
- 名称
- 長柄運河
- かな
- ながらうんが
- 種別
- 見所・観光
- 状態
- 現存しない
- 備考
- 昭和42年(1967年)に埋め立てられました。運河にかかっていた眼鏡橋が淀川河川公園に残ります。
日本案内記原文
毛馬閘門に起り、新淀川の左岸堤防に沿うて西南に走り、安治川、正蓮寺川、傳法川と連り、延長五粁半、水深約一米半、一秒閒十三立方米半の水を分疏し、五千分の一の勾配を以て流動し、交通、工業に利便を與へる。